【公式】富士丸西牧場

富士丸西牧場の紹介と
こだわり

祖母の代から約70年、三代に渡って
朝霧高原の地で酪農を続けています。
近年では、長年の努力が結実し、
農林水産祭 内閣総理大臣賞を受賞するなど
数多くの賞をいただいております。
このページでは私たちの歴史やこだわりを
詳しくご紹介します。

代表あいさつ

私たちは、大自然の中での資源循環型農業を目指し、人との絆を大切にしながら、本物の農業の尊さを伝えていきます。

大地の恵みに感謝を忘れず、土を作り、草を育て、牛を愛しながら家族一人一人が活き活きと、成長していくことに努めます。

先代からこの意志を引き継ぎ、ただひたすら「土作り、草作り、牛作り」に没頭して参りました。
私を支えてくれる家族、従業員、他多くの皆様のおかげで、近年私たちの取り組みを沢山の方に評価して頂けるようになりました。
そして長年の夢であった学校給食に牛乳を毎日届けています。

子供たちが将来故郷を想う時、朝霧の美しい景観と美味しい牛乳を誇りに思えるよう、100年先もこの地を守って行くことが使命だと考えます。

この数年日本に起こった数々の災難に、多くの方が苦しい思いをされたと思います。

改めて人の繋がりや食の安全の大切さと、私たちが担う仕事の大きさを実感し、身を引き締めて更に成長を続ける所存です。

11分に凝縮したビデオも
公開しています

YouTube動画では富士丸西牧場のなりたちから、
牛の管理、施設のこだわり、経営スタイルまで
細かく紹介しています。
牧場の雰囲気がよく分かる動画になっていますので、ぜひご覧ください。

11分に凝縮したビデオも公開しています。

YouTube動画では富士丸西牧場のなりたちから、牛の管理、施設のこだわり、経営スタイルまで細かく紹介しています。牧場の雰囲気がよく分かる動画になっていますので、ぜひご覧ください。

戦後、祖母と親戚が
ここ朝霧の地を踏みました

満州から引き上げてきた祖母と親戚が入植し酪農が始まりました。入植したグループで最後の一番端の地をもらったため、当時は水もなく苦労しましたが、飛び地がないため放牧に向いた土地で、手間がかかるため現在では数を減らしている放牧酪農を継続し高い乳質につなげています。

私たちのこだわり

放牧酪農

業界でも珍しい放牧酪農を行っています。牛は土の上にいる生き物です。どんな時でも喜んで外に出ていきます。牛たちは放牧中のんびりしていて、健康的でストレスフリーでいてもらえる「放牧」にこだわっています。

土作り・草作り・牛作り

良い乳作りのためには良い土、良い牧草、良い牛が必要です。特に朝霧高原というロケーションで酪農を行う以上、この基本的な部分を先代から今まで、とても大事に考えています。牛はグルメで、良い草にしないと食べてくれないので、土の管理をして毎年、試行錯誤しながら種まきをしています。

全頭自家育成

私たちの目が行き届く頭数(180頭)以上に増やさない分、生まれてからおばあちゃんになるまで愛情を持って育てています。全頭自家育成なので外部から病気が入ることもないですし、ストレスフリーで穏やかな牛に育ちます。

牛も人も快適にすごせる
設備、管理体制を
心がけています

牛舎の特徴

働く仲間が身体を酷使しないように設計しているので、今まで労災はありません。通常牛舎を設計する際は将来的に倍にしたいと考えることが多いですが、私たちは面積に対して適切な牛の頭数を考え、牛の動き、機械の動きも考慮して無駄なくスムーズに行えるように考えた結果、この施設になっています。

搾乳について

朝は5時から7時、晩は4時から6時の間に搾乳を行っています。牛は自分から搾ってもらうために動き出します。代表自ら搾乳に入るようにしているので、毛艶、目つき、乳量に加え搾乳室に入ってくる時間や足の動きから牛の健康状態を把握し従業員と情報交換を行っています。

餌のこだわり

畑で作った自給飼料から拘って餌を作り、1時間に1回餌を寄せてあげています。毎日同じように飼ってあげることで牛の微細な変化に気づけるため、毎日同じ作業時間、同じ餌を基本としています。

歴史年表

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・昭和27年 
昭和27年に初代が長野県阿南町から、2頭のホルスタインとともに国営開拓地であった当地に入植。29年に2頭のジャージー種を輸入し、酪農経営を本格的に開始した。

・昭和35年 
農業構造改善事業開始と同時に有限会社富士丸西牧場を設立(昭和55年まで)。昭和37年にミルカーを導入、ホルスタイン種とジャージー種のクロスブリーディングにより、放牧を主体とする飼養形態を確立した。

・昭和45年 
2代目、父健一郎から経営委譲して、当時では画期的なフリーバーン牛舎・ミルキングパーラーを建設し規模拡大を図る。しかし80年代に生産調整となり、肥育素牛生産による乳肉複合経営を行う。剛(三代目)誕生。

・平成5年 帯広畜産大学を卒業、士幌町で酪農ヘルパーに就く。

・平成7年 
就農し、西富士デーリィ・クラブ会長に就任、共進会、育種改良にも積極的に取り組む。

・平成9年 
フリーストール・ミルキングパーラーを新築する。

・平成18年 
平成12年に結婚。都府県型放牧酪農を継承し、カウコンフォートを配慮した飼養管理に重点を置き、現在の経産牛100頭規模に至る。

・平成30年 
地元酪農家たちの想いを給食に届けたい、というコンセプトから、4月に『富士の国乳業株式会社』を設立。専務取締役に就任する。また、飼料コントラクターを設立。

役職

佐々木 剛

・平成17年 
富士丸西牧場 代表就任

・平成25年 
静岡県農業経営士 認定

・平成28年 
株式会社メイプルトラクター取締役専務 就任

・令和 4年 
富士の国乳業 代表取締役社長 就任

受賞履歴

・昭和48年 
第4回 酪農経営発表コンクール 農林大臣賞

・平成25年 
第42回 中部酪農青年女性会議酪農発表大会 
東海農政局長賞

・平成25年 
第42回 全国酪農青年女性会議酪農発表大会 
全国酪農青年女性会議委員長賞優秀賞

・関東生乳品質改善共励会
(関東~東海全6県)にて、平成29年から毎年入賞。
 (令和2年と3年は6位、令和4年は3位となり、
連続賞及び最優秀賞)

・令和元年 
第37回 全農酪農経営体験発表会にて 農林水産大臣賞

・令和2年 
第59回 農林水産祭 内閣総理大臣賞

・令和4年 
静岡県男女共同参画社会づくり活動に関する知事褒章

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